民主党は出産一時金55万円、子供手当月2万6000円!

民主党のマニフェストでは、出産一時金に55万円、子供手当ては中学卒業まで月2万6000円の支給を謳っている。
財源はともかくとして、本気で少子化対策を考えるならこのくらいは必要だと思う。

まず、出産では入院1週間、帝王切開はなしで考えても通常は50万円はかかる。
つまり、今の出産一時金では10万円以上の負担が必要になり、経済的に厳しい家庭や母子家庭などは、厳しい状況になる可能性もある。
このような今の一時金は有難いが、中途半端と言える。
そこを現実的な金額に見直す民主党案は大いに支持されるだろう。

また、それ以上に大きいのが中学卒業まで月2万6000円の子供手当てが支給されること。
子育てで一番不安なのが、突然失業したり、病気で入院したりした場合の収入減による育児困難な状況に陥ること。
現在の制度では3才未満までは月1万、3才から小学6年生まで月5000円の児童手当が支給されるが、お世辞にも十分な金額とはいい難い。
この額では子供を持つ夫婦に安心感を与えることはできないといっていいだろう。

もちろん、手当ての額が増えたとしても、少子化対策に直接効果的かは分からない。
今の婚姻率の低下がその前に大きな壁としてあるからだ。
しかしそればかりは、個人の出会い、結婚に対する価値観の問題なので政策ではどうにもならないが、もし結婚した夫婦が子育てに対する経済的憂いを軽減される事は、少子化にとっても大きな効果を生むことは間違いないだろうと思う。

公開日時:2009-08-12 23:07:17

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