生後3ヶ月の赤ちゃんの成長
この頃の赤ちゃんの様子
身体の発達
うつ伏せに寝かせると頭を数秒間持ち上げることができます。
また、腕を振ったり、足を蹴ったりもできるようになります。
腰と膝の関節がより柔軟になり、強く蹴ることもできます。
手を握ったり、開いたりでき、おもちゃを握ることもできるかもしれません。
おもちゃを渡して、それを握ることが出来るかを試してみてください。
また、この頃から寝返りの練習も始まります。
両手を前で握って、クイッと体をひねらせて回転しようとしますが、できるようになるのはまだ先です。
精神の発達
生後3ヶ月までには、赤ちゃんはママやパパの顔を覚え、ママやパパに愛着を持ち、あやすと「ぎゃはっ」などと笑います。
この頃の赤ちゃんはまだ人見知りはしないため、知らない人にでも微笑み、抱かれても嫌がりません。
ただ、好きな人とそうでない人は出来始めます。
この頃から赤ちゃんに絵本などを読んで聞かせる事、音楽を聴かせる事が大切です。
それらを聞かせることで、赤ちゃんは言語のリズムを少しずつ覚えていきます。
もし赤ちゃんがそれにそんなに興味を示さなくても、問題はありません。
赤ちゃんには、言葉の刺激が特に重要である微妙な時期です。
できるだけ、様々な言葉、音楽を沢山聞かせてください。
より多くの言葉を聞かせる程、その後の赤ちゃんの言語の発達に効果的です。
この時期に日本語以外の言葉を教えることで、赤ちゃんをバイリンガルにすることもできます。
言語の微妙な発音を聞き分ける能力は、この時期を過ぎるとなくなってしまいます。
食事
授乳は1日5回程度です。
睡眠
1日約15時間くらいです。
3~4ヶ月くらいまでに、睡眠のパターンは落ち着き始めます。
そのためパパやママの睡眠も楽になるでしょう。
しかし、たまにお腹が空いたりして、泣き出すことや、夜泣きが始まることもあります。
おもちゃ
- 起き上がりこぼし(コンビ「くるくるゆらリン2」など)
予防接種
- BCG
- 三種混合
DPTと呼ばれ、ジフテリア(D)、百日咳(P)、破傷風(T)の三種を示します。
3~8週の間隔で3回の接種が必要です。 - ポリオ