生後4ヶ月の赤ちゃんの成長
この頃の赤ちゃんの様子
身体の発達
首がすわり、頭と肩を高く持ち上げられるようになります。
寝返りの練習も活発になります。
早ければそろそろ歯が生え始める赤ちゃんもいます。
まだ、微妙な色のトーンは見分けるのが難しいですが、黒白などのコントラストが高いものや、原色を好みます。
精神の発達
物を掴んで振り回すようになります。
ガラガラやアレー型のおもちゃなど、握れるおもちゃを与えると、手に持ってよく眺めたり、おもちゃ同士をぶつけて遊びます。
赤ちゃんが急に静かになったと思ったら、おもちゃをジーッと見つめていたり、色々な角度から熱心に観察していることもよくあります。
物を握れるようになると、何でも口に入れようとします。
そのため、ゴルフボールよりも小さい物は誤飲の危険性が出てきます。
赤ちゃんが触れるところにそれらの物を置かないように、十分気を付ける必要があります。
特に、小さな鈴が付いているようなおもちゃは、触っている内に鈴が取れたりなど予期しないものを口に入れる場合もあります。
与えるおもちゃの装飾や強度にも念入りな確認が必要です。
多くの場合、この時期から「夕暮れ泣き」「たそがれ泣き」が始まります。
食事
授乳は1日に4回か5回になります。
離乳食も始められる時期ですが、アレルギー反応を避けるため、離乳食の開始は急がず5ヶ月まで待った方がいいとされています。
睡眠
1日約14時間くらいです。
夜の睡眠が主になり、1回に眠る時間は8~10時間です。
おもちゃ
- 歯がため
予防接種
- BCG
- 三種混合
DPTと呼ばれ、ジフテリア(D)、百日咳(P)、破傷風(T)の三種を示します。
3~8週の間隔で3回の接種が必要です。 - ポリオ