1歳半頃の意思表示(わがままの始まり)
好き嫌いの感情
1歳半を過ぎて、自分にできること、できないことが分かってきて、したい事、したくない事の欲求が出てくると、わがままになってきます。
例えば携帯動画を見たいとき、テーブルの上の携帯電話を取り、パパやママに渡します。
これは携帯電話で動画を見れることは知っていますが、見方が分からないため「動画を見せて」と親に渡しているのです。
そこで、携帯電話をわざと閉じたり、そのまま返すと癇癪を起こして首を振ったり、携帯を押し戻したりします。
また、食事の時も欲しくないものを口に持っていくと、ぷいっと横を向いたり、首を振ったり、投げ捨てたりします。
コミュニケーション能力の飛躍的な向上
わがままになり対応が大変になる反面、子供がしたいこと、して欲しいことがよく分かるようになり、コミュニケーションという面では飛躍的に内容が進化します。
欲求をぶつけてくることで、親にとっては子供が今何がしたいのか、何ができないと思っているのかが分かり、子供が考えていることが分かりやすくなるのは、たとえわがままでも、子供の欲求が分からないであたふたするのに比べれば、遥かに建設的な悩みでしょう。
更に多くの言葉を覚え、話し始める2歳頃になれば、更にコミュニケーションの幅が広がるため、この時期の子供への対応は特に大切にしたいですね。
公開日時:2010年02月22日 11時53分
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